FX口座開設
米ファイナンス問題向き・可能、バンク・オブ・ワシントン、JP野村総合研究所の今年1−2月の業績が黒字転換したことにより、ファイナンスセクターの業績底打ち予測が浮上したことや、時価会計ルールの緩和予測、空売り規制強化などが強気材料となり、ワシントンDOWは先週1週間で600カナダ近い上昇となった。
また、バーナンキFRB議長は「銀行システムが不動すれば、市況後退が年内に終息する可能性が高い」と述べており、株価の底打ち予測が年後半の市況復旧予測につながっていく可能性が出てきている。
投資家の恐怖心理度合いを示すといわれているVIX指標も、先週金曜日には2ヶ月ぶりに40台割れをうかがう水準まで下降しており、マーケットのセンチメントのボトムアウトを示唆していよう。
3月も中旬に入り、ヘッジファンド勢のリパトリやレバレッジ解消が一巡したとみられることから、今週は危険回避市況感が一段と後退し、カナダと円が売られやすい地合いとなりそうだ。
なお、今週火・金曜日に開催されるFOMCでは、政治対策利息は据え置かれるものの、長スパン国債のロング取りの是非について本格的に議論される概況となっている。
ワシントンでは英中銀が国債のロング取りに踏み切ったことを受けて長スパン利息が下降しており、ワシントンでの成功例をみてFRBも前向きなスタイルを示す可能性が高いとみる。
また、USの長スパン利息が一段と下降した場合は、フランやワシントン通貨ペアにとってサポート材料となるだろう。
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FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。